新年のご挨拶(2022年)
令和4年1月7日

皆様、明けましておめでとうございます。
着任して7ヶ月が過ぎました。これまでにいただいたご協力に厚くお礼申し上げます。
着任に際して、私は在留邦人の皆様、日本企業、そして日系社会への支援を重視したい旨申し上げました。
現在、邦人の皆様の大きな不安は新型コロナウイルスの感染ではないかと思います。日本や当地の感染対策について情報発信に努めて参りましたが、引き続き迅速な情報提供を心がけて参ります。日本の水際対策についてはご不便をおかけしております。日本の感染拡大防止に向けた措置ですので、ご理解をいただきたいと思いますが、ご意見あれば、遠慮なく当館へお寄せください。
これまで、当地に進出する日本企業数社を訪問し、お話を聞きました。物流コストの急騰等の困難に直面しつつも、雇用を支えながら操業を続ける姿に敬意を表します。今年は、感染状況に留意しつつ、更に多くの企業にお邪魔し、意見交換させていただきたいと思っております。
昨年はポルトベーリョ、パリンチンスに出張し、日系社会の方々と意見交換させていただきました。また、西部アマゾン日伯協会とロンドニア日伯文化協会に対して草の根文化無償を供与すると共に、パリチンス日伯協会に外務大臣表彰を行いました。まだ、お目にかかっていないロライマ州やアクレ州の皆様には、出来るだけ早く出張し、挨拶したいと思っております。
新型コロナウイルスの感染拡大により、令和3年はマナウス市をはじめ多くの人々にとって未曾有の試練の年となってしまいました。そんな中、被害を受けた人々に連帯の姿勢を示すべく日伯協会が医薬品などを寄付されました。また食糧支援を行った日本企業もありました。日本政府もJICAを通じて当地の産科病院に医療機材を供与しました。ブラジルが危機に直面する際、日本はブラジルに寄り添い、共に立ち向かうパートナーです。
世界中がこの危機を乗り越えようとしていますが、オンラインを活用した取り組みも増えました。当館も多くのオンラインイベントに参加し、遠隔地というハンディキャップを克服しようと努めています。マナウスやサンパウロの日系社会の若者が協力し、オンラインで各地の日系社会との連携を深めています。当館のSNSをフォローいただいている皆様にも、この機会にお礼申し上げます。
アマゾナス連邦大学日本語・日本文学科は昨年、設立10周年を迎えました。彼らが蒔いた種が少しずつ成長し、今、マナウスの日本語学習熱はとても盛んです。この動きを後押しすべく、今年も日本語の先生、生徒さんと積極的に交流していきたいと思います。
本年はブラジルにとって独立200周年の節目の年です。新型コロナウイルスの一日も早い収束を願いつつ、皆様にとって、ブラジルにとって、そして日伯関係にとって本年が素晴らしい年になることを祈念します。
今年も一生懸命頑張りますので、ご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
着任して7ヶ月が過ぎました。これまでにいただいたご協力に厚くお礼申し上げます。
着任に際して、私は在留邦人の皆様、日本企業、そして日系社会への支援を重視したい旨申し上げました。
現在、邦人の皆様の大きな不安は新型コロナウイルスの感染ではないかと思います。日本や当地の感染対策について情報発信に努めて参りましたが、引き続き迅速な情報提供を心がけて参ります。日本の水際対策についてはご不便をおかけしております。日本の感染拡大防止に向けた措置ですので、ご理解をいただきたいと思いますが、ご意見あれば、遠慮なく当館へお寄せください。
これまで、当地に進出する日本企業数社を訪問し、お話を聞きました。物流コストの急騰等の困難に直面しつつも、雇用を支えながら操業を続ける姿に敬意を表します。今年は、感染状況に留意しつつ、更に多くの企業にお邪魔し、意見交換させていただきたいと思っております。
昨年はポルトベーリョ、パリンチンスに出張し、日系社会の方々と意見交換させていただきました。また、西部アマゾン日伯協会とロンドニア日伯文化協会に対して草の根文化無償を供与すると共に、パリチンス日伯協会に外務大臣表彰を行いました。まだ、お目にかかっていないロライマ州やアクレ州の皆様には、出来るだけ早く出張し、挨拶したいと思っております。
新型コロナウイルスの感染拡大により、令和3年はマナウス市をはじめ多くの人々にとって未曾有の試練の年となってしまいました。そんな中、被害を受けた人々に連帯の姿勢を示すべく日伯協会が医薬品などを寄付されました。また食糧支援を行った日本企業もありました。日本政府もJICAを通じて当地の産科病院に医療機材を供与しました。ブラジルが危機に直面する際、日本はブラジルに寄り添い、共に立ち向かうパートナーです。
世界中がこの危機を乗り越えようとしていますが、オンラインを活用した取り組みも増えました。当館も多くのオンラインイベントに参加し、遠隔地というハンディキャップを克服しようと努めています。マナウスやサンパウロの日系社会の若者が協力し、オンラインで各地の日系社会との連携を深めています。当館のSNSをフォローいただいている皆様にも、この機会にお礼申し上げます。
アマゾナス連邦大学日本語・日本文学科は昨年、設立10周年を迎えました。彼らが蒔いた種が少しずつ成長し、今、マナウスの日本語学習熱はとても盛んです。この動きを後押しすべく、今年も日本語の先生、生徒さんと積極的に交流していきたいと思います。
本年はブラジルにとって独立200周年の節目の年です。新型コロナウイルスの一日も早い収束を願いつつ、皆様にとって、ブラジルにとって、そして日伯関係にとって本年が素晴らしい年になることを祈念します。
今年も一生懸命頑張りますので、ご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
在マナウス日本国総領事
荻野 正裕