総領事挨拶

2021/6/10

 
 
 このたび、在マナウス日本国総領事を拝命し、6月9日に着任しました荻野正裕(おぎの まさひろ)と申します。

 私は、1987年に外務省に入省して以来、一貫して中南米地域と日本との関係強化に携わってまいりましたが、残念ながら3年前までブラジルとの関わりはほとんどありませんでした。2018年、日本人のブラジル移住110周年に眞子内親王殿下がブラジルをご訪問された際、私は内親王殿下に同行する栄誉をいただき、マナウス市を含むブラジル各地を訪れる機会を得ました。ブラジルの広大さや多様性に圧倒されるとともに、日系人の方々が大変なご苦労をされながら、多くの困難を勤勉さと誠実さをもって乗り越え、ブラジルの発展に貢献し、今ではブラジル国民から厚い信頼を得ていることに深く感銘致しました。

 是非、ブラジルで勤務してみたいと願い、今回、憧れの大地に赴任することができ、大変嬉しく思っております。

 在マナウス日本国総領事館はアマゾナス州、ロライマ州、ロンドニア州及びアクレ州を管轄しております。現在、これらの州には約1000人の日本人の方が居住し、約40社の日本企業が進出しています。また、約3万人の日系人の皆様がさまざまな分野で活躍されています。こうした地に日本の総領事として勤務できることは大変な名誉であると共に、責任の重さをひしひしと実感しています。
 
 私は、次の点を重視しつつ職務に全力を尽くす所存です。

 1. 邦人の皆様の安全確保に努めます。現在、新型コロナウイルスが猛威を振るっております。残念ながらご不幸にあった方に対してご冥福をお祈り申し上げると共に、ご家族・ご親族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。また、病気に苦しんでおられる方にお見舞い申し上げます。総領事館として必要な情報発信などに積極的に取り組んで参ります。

 2. 日本企業の一層の活躍に向けた支援を目指します。まずは、日本企業の皆様の声をお聞きしたいと考えております。どうぞ、お気軽にご相談ください。

 3. 2年前の2019年はアマゾン地域への日本人移住90周年でした。日本人移住者を暖かく受け入れたブラジル国民に感謝申し上げるとともに、移住者とそのご子孫の皆様が、努力を積み重ねて今日の日系社会を築かれてきたことに、心より敬意を表します。日系社会がブラジルの発展に向けてさらに貢献できるよう、お手伝いさせてください。 

 在留邦人の皆様、日系企業の皆様、日系社会の皆様のお役に立つことをめざし、総領事館として丁寧に対応して参ります。

 引き続き多くの方々のご理解ご協力を賜れれば有り難く存じます。

 どうぞ宜しくお願い申し上げます。