新年の挨拶

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 新年おめでとうございます。
 
 マナウスに着任して初めてのお正月を迎えます。
 昨年はアマゾンの気候のみならず,情熱的で心暖かい皆様に支えられました。厚く感謝致します。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 
 新年を迎えブラジルでは新政権が発足し,当マナウス総領事館の管轄州(アマゾナス,アクレ,ロンドニア,ロライマ)も 新州知事の就任と新たなスタートを切りました。国民が改革を求めて選んだ新大統領,新州知事の下,ブラジルが大きく発展することを期待しております。
 
 昨年,日本人がブラジルに移住して110周年を迎え,数々の記念行事が開催され,日本からは眞子内親王殿下が約2週間にわたりブラジル各地をご訪問されました。マナウスでも7月24日に西部アマゾン日伯協会において開催された記念式典にご臨席頂き,暖かい言葉を頂いたことは記憶に新しく,この瞬間に皆様とともに立ち会うことが出来ましたことを大変嬉しく感じました。
 
 今年は日本人アマゾン移住90周年です。このアマゾンへの移住は1929年に始まり,当時は筆舌出来ないご苦労を重ね,厳しい環境に立ち向かいながら,この地を開墾されました。かつて「緑の地獄」と称されていたそうですが,ゴム,ジュートの栽培,70年代からは工業団地の設置等でこの地域は大きく変貌し,いまは「緑の宝庫」と化しました。世界最大の熱帯雨林アマゾンの様々な生物多様性のサイクルは,環境システムの均衡と温暖化対策に重要な役割を果たしております。
 
 人,もの,自然が融合するアマゾン地域の持続可能な発展には日本人移住者,日系人,日本企業が,遙か遠く日本から離れたこのアマゾンで努力を重ね,ブラジルの成長に大きく貢献しております。誰からも信頼される日系社会とブラジル社会との調和が醸成されています。また,世界に誇るもの作りとおもてなしの心で,ここで活動する日本企業はブラジル人とともにこの国の発展に貢献しております。
 
 安倍総理は,中南米日系社会との連携強化のための“Juntos”の理念から,この関係を更なるステージへと引き上げるため,アルゼンチンで開催されたG20に出席された際に「連携性強化」構想を進める旨発表しました。日本とブラジルの新たな関係構築に次世代日系人の力を期待してます。若い世代が積極的に90周年事業に参画することを期待し,総領事として支援して参りたいと考えております。
 
 2018年は日本国内で様々な災害があり,日本人の力が試された年でもありました。この取り組みが活力ある2019年を作るためのエネルギーとなるよう期待します。更に5月には皇位継承により新しい年号へと変わります。2019年が日本とブラジルの関係にとって飛躍する年となることを切に願っております。
 
 皆々様のご健勝とご多幸を祈念し,日伯双方の絆が益々強くなり,平和で明るい1年になることをお祈りします。
 
 ともに日本人移住90周年をお祝いしましょう!

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