草の根・人間の安全保障無償資金協力「ロライマ国際技能育成センター改修・太陽光発電システム整備計画」供与式

令和4年11月17日
記念プレートの除幕
荻野総領事と関係機関代表の方々
改修された建物の前で
整備された太陽光発電システム
 11月11日、ロライマ州ボア・ビスタ市にて、「ロライマ国際技能育成センター改修・太陽光発電システム整備計画」の供与式が開催され、荻野正裕在マナウス総領事、ジャジソン・アウヴェス/アドラ・ロライマ支部長代理他、ベネズエラ避難民受け入れ作戦、UNHCR、IOM、Refugio343、ロライマ州工業連盟など、アドラとともにベネズエラ避難民のベーシック・ヒューマン・ニーズに応える活動を行っている様々な機関の代表が出席しました。
 日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力により実施された本支援が、アドラ・ロライマのサービス向上に寄与し、両国、特に日本とロライマ州の関係を強化することを期待します。
 
  • 被供与団体:アドベンチスト開発救援機関・北西ブラジル-アドラ・ロライマ
  • 供与日:2022年11月11日
  • 供与限度額:452,475,37レアル(92,276米ドル相当)
 
計画内容:草の根・人間の安全保障無償資金協力は、日本政府が行う政府開発援助(ODA)の一部として拠出されています。本計画では、ロライマ州ボア・ビスタ市にあるロライマ国際技能育成センター(CIR)の建物2棟(教室、木工房室、消毒剤製造室、倉庫)及びトイレ(合計約270平米)を改修する他、太陽光発電システム(公称最大出力45.78kWp、ソーラーパネル84枚)を整備することにより、同センターが提供する教育・社会福祉サービスの質の向上に寄与し、ベネズエラ避難民を含む社会的に脆弱な立場に置かれた人々の生活の質が向上することを目的としています。
 
 昨年までに日本政府は、ベネズエラ避難民を支援する事業に約650万ドルの資金を供与しています(詳細は以下の通りです)。  
当館管轄州における過去の草の根・人間の安全保障無償資金協力案件については、こちらをご覧ください。