海外安全対策情報(2018年1月~3月)
平成30年4月18日
在マナウス日本国総領事館
領 事 班
海外安全対策情報(平成30年1月~3月)
1 治安情勢及び犯罪の傾向
マナウス市における2018年1月~3月の犯罪認知件数合計は28,201件で,前年同期比+24.8%(5,602件増)となっております。最も身近で警戒が必要な強盗・強盗殺人・窃盗事件の発生件数合計は月平均6,899件(約230件/1日当たり)と依然として高止まりで,予断を許さない状況が続いております。
2 邦人の被害事案
(1)1月10日(水)午後8時頃,マナウス市エフィジェニオ・デ・サーレス地区に所在する邦人永住者宅に拳銃を所持した4人組の強盗が侵入(内1名は自宅前道路で車中待機)しました。強盗グループはその場に居合わせた家族3名を拘束した後,自宅内にあった現金1,500レアル,貴金属,テレビ3台,携帯電話3台及び被害者が所有する車両1台を奪い逃走しました。
(2)2月5日(月)午後8時20分頃,マナウス市フローレス地区タパジョス通り路上(市バス306号線:セントロ地区~空港へ向かう途中)にて,邦人旅行者も被害者となる市バス利用客に対する強盗事件が発生しました。利用客を装い乗車していた強盗4人組は,上記ポイントに差し掛かったところで急変し,所持していた拳銃や刃物を用いて運転手や利用客を脅迫,現金等の貴重品を奪い逃走しました。
3 邦人以外の被害事案(在留邦人の居住地区等関連のみ抜粋)
3月12日(月)午後8時30分頃,マナウス市パルキ・デズ地区アマゾナス・ショッピングセンターに所在する服飾店(館員住居から約400m)にて強盗事件が発生ました。武装した2人組の強盗は店内へ侵入,店内のレジ等から現金を奪い(総額約14,000レアル)逃走しました。
4 テロ・爆弾事件発生状況
該当事案なし。
5 誘拐・脅迫事件発生状況
該当事案なし。
6 日本企業の安全に関わる諸問題
該当事案なし。
以 上