治安情報:セントロ地区にて発生した脱獄事件について

平成29年5月2日
在留邦人の皆様へ
 
在マナウス日本国総領事館
領 事 部
 
治安情報:セントロ地区にて発生した脱獄事件について(2017年第32号)
 
1 事件の概要
 報道によると,4月24日(月)午前,マナウス市セントロ地区に所在する刑務所(Cadeia Raimundo Vidal)にて,囚人6名の脱獄事件が発生しました。脱獄した内の4名は脱獄直後,駆けつけた軍警察官との銃撃戦の末に逮捕されました。2名は逃亡中で,現在当局が一体となって捜査を進めている模様です。
 ※脱獄犯グループは首都第一コマンド(PCC)の構成員であり,1月1日にマナウス近郊刑務所で発生した大規模集団虐殺及び集団脱獄事件に関連し,敵対するファミーリア・ド・ノルテ(FDN)への報復を目論み,脱獄を企てたと報じられています。
 
【参考:事件発生現場周辺地図 ※google map】
https://www.google.co.jp/maps/place/Cadeia+P%C3%BAblica+Desembargador+Raimundo+Vidal+Pessoa/@-3.134926,-60.0137504,17z/data=!4m12!1m6!3m5!1s0x926c05771e4a4ee1:0xe774d0c2b9842704!2sCadeia+P%C3%BAblica+Desembargador+Raimundo+Vidal+Pessoa!8m2!3d-3.134926!4d-60.0115617!3m4!1s0x926c05771e4a4ee1:0xe774d0c2b9842704!8m2!3d-3.134926!4d-60.0115617
 
2 総領事館からのお願い
(1)報道等により最新の情報入手に努めるとともに,周囲の状況に注意を
払い,不測の事態(抗争)に巻き込まれることのないよう十分注意してください。
(2)脱獄犯は現金などを所持していないことが考えられるため,強盗や誘拐
などの二次犯罪を犯す可能性があります。銀行から現金を引き下ろす際の周囲の警戒や,可能な限りグループで行動する,大きな鞄は持ち歩かない,外出時は周囲に気を付ける(特に警戒心が緩む帰宅時は注意が必要),など十分な注意が必要です。