【注意喚起】マナウス市における煙による大気汚染の悪化及び工業団地地区での火災について

令和8年10月8日
【ポイント】
○10月8日(木)朝、マナウス市内では広い範囲が煙に覆われ、大気質が悪化しています。
○同日未明、アマゾナス州立大学(UEA)が運用する環境監視システム(SELVA)の観測では、マナウス市内の一部観測地点で空気中の微粒子濃度490.1マイクログラム/立方メートルが観測され、大気質が「極めて悪い」とされる水準となっています。
○市内の大気汚染には州内各地の野焼き等による煙の影響が指摘されているほか、同市東部の工業団地地区2でも6日(火)に廃棄物集積地で火災が発生し、大量の煙が発生したと報じられています。
○在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、今後も現地当局や報道等から最新情報を入手するとともに、煙が濃い場合には不要不急の屋外活動や屋外での激しい運動を控えるなど、健康管理に十分ご注意ください。

【詳細】
現地報道によれば、10月8日(木)朝、マナウス市内では広い範囲が煙に覆われ、大気質が悪化しています。


同日未明、アマゾナス州立大学(UEA)が運用する環境監視システム「SELVA」において、マナウス市内の一部観測地点で空気中の微粒子(PM2.5)濃度490.1が観測されました。SELVAでは、粒子濃度が125を超えると大気質が「極めて悪い」と分類されており、今回の観測値は同基準値を大幅に上回る水準となっています(数値の単位はいずれもマイクログラム/立方メートル)。

同報道によれば、市内の複数の観測地点においても、大気質が「極めて悪い」とされる水準の微粒子濃度が観測されるなど、広い範囲で大気質が悪化しています。

マナウス市当局は、市内の煙について、イタコアチアラ、カレイロ・ダ・ヴァルゼア、マナキリ、アウタゼス等、アマゾナス州内の複数地域で発生している野焼き等も主な原因として挙げています。

別の報道によれば、10月6日(火)午後3時頃、マナウス市東部の工業団地地区2に所在する廃棄物集積地で火災が発生し、翌7日(水)も消火活動が続けられました。現場ではプラスチック、ゴム、紙、溶剤等を含む廃棄物が燃焼し、大量の煙が発生したと報じられています。専門家は、これらの物質の燃焼によって有害なガスが発生し、頭痛、めまい、吐き気等の症状を引き起こすおそれがあるとして注意を呼びかけています。

マナウス市保健局は、煙への曝露を減らすよう呼びかけており、特に子ども、高齢者、妊婦、呼吸器疾患や心疾患のある方について注意を促しています。また、大気質が悪化している際には、ウォーキング、ランニング、サイクリング等の屋外での運動を避け、十分な水分補給を行うとともに、煙への曝露が避けられない場合には、N95等のマスクを使用することを推奨しています。

在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、大気質や火災に関する最新情報の入手に努め、煙が濃い場合には不要不急の外出や屋外での激しい運動を控えるなど、健康管理に十分ご注意ください。また、咳、喉の痛み、目の痛みや涙、息苦しさ等の症状がみられる場合には、必要に応じて医療機関を受診してください。