宮川総領事のロライマ州訪問

令和7年10月20日
   宮川総領事は、9日から11日にかけてロライマ州を訪問しました。 
   初日の9日は、ボンフィン市とガイアナとの国境を視察後、ファビオ・マルチネス/ロライマ州企画予算次官及びエドゥアルド・オステイシェル/ブラジル・ガイアナ商業会議所副会長を訪問し、主にロライマ州とガイアナとの経済関係について説明を受け、日本とロライマ州の関係強化に向けて協議しました。 
 
            

     

     
 
   10日、宮川総領事は、ベネズエラとの国境にあるロライマ州パカライマ市における「ベネズエラ避難民受け入れ作戦(Operação Acolhida、以下OA)」を視察し、サントスOA司令官始め国連機関(UNHCR、IOM、UNICEF)関係者の案内の下、身分証明ポスト、予防接種センター、トリアージポスト、BV8トランジット宿泊所を見学しました。 
   日本政府はこれまでにブラジルにおけるベネズエラ避難民支援に対し1.1千万ドル超を拠出しています。 
   同作戦が2018年に開始し7年が経ちますが、未だに毎日約300人のベネズエラからの避難民が国境での支援を受けています。OAが提供する避難民を支えるきめ細やかな人道支援に対し、心から敬意を表します。 
 
           

            

      

     

   10月11~12日に、日伯外交関係樹立130周年及びロライマ日本人移住70周年の記念事業として、ロライマ州日伯協会主催による第11回日本文化週間が開催されました。 
   宮川総領事は前日に開かれた開会式と11日の和太鼓のワークショップに参加しました。 
   デナリウム州知事やゴンサルヴェス上院議員、服部/西部アマゾン日伯協会会長臨席の下、開会式が行われ、併せてロライマ日本移民博物館の開館式が挙行されました。また、マナウス市の和太鼓グループ「風河火山」の演奏やサンパウロの歌手による日本の歌、ロライマ移住をテーマにした劇なども披露され、会場を大いに盛り上げました。 
 
            
 
     

     
写真(3~7枚目)Enzo Marques (@tommarquesfotografia)