草の根・人間の安全保障無償資金協力「サンフランシスコ・ド・カラムリ集落農村保健支援センター建設・機材整備計画」供与式

令和4年10月19日
日本国民に謝意が示された国旗の前で、関係機関代表の方々と荻野総領事
建設された農村保健支援センター
関係者、支援者、住民の方々と
 10月16日、マナウス市農村地域に位置するサンフランシスコ・ド・カラムリ集落にて、草の根・人間の安全保障無償資金協力により建設された「フランシスカ・バルボサ・デ・リマ農村保健支援センター」の竣工式が開催されました。
 式典には、荻野正裕在マナウス総領事、ダニエル・ダ・シウヴァ/サンフランシスコ・ド・カラムリ農業コミュニティ協会会長、グスタヴォ・サンパイオ/アマゾナス観光公社社長、アルレン・フェルナンデス/リオプレット・ダ・エヴァ市議会議員、ルーベンス・ソウザ/マナウス市保健局農村保健区部長はじめ、被供与団体を支援する様々な機関の代表の方々が出席しました。また、同農村保健支援センターにて、マナウス市保健局とリオプレット・ダ・エヴァ市役所の協力のもと、住民への健康診断が実施されました。
 本協力により、当地域近辺の人々の健康が増進されることを期待します。
 
  • 案件名:サンフランシスコ・ド・カラムリ集落農村保健支援センター建設・機材整備計画
  • 被供与団体:サンフランシスコ・ド・カラムリ農業コミュニティ協会
  • 供与日:2022年10月16日
  • 供与限度額: 49,955米ドル(供与額:269,330レアル、48,791.67米ドル)
計画内容:草の根・人間の安全保障無償資金協力は、日本政府が行う政府開発援助(ODA)の一部として拠出されています。本計画では、アマゾナス州マナウス市にあるサンフランシスコ・ド・カラムリ集落と周辺地域のプライマリヘルスケアの環境改善を図り、地域住民の健康維持・増進に寄与することを目的として、農村保健支援センター(227平米:診察室2、検査室1、薬剤室1、多目的室1、講堂1等)を建設し、顕微鏡、体重計、空調、家具など機材を整備しました。
 
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