新型コロナウイルス注意喚起(当地における感染者急増等に関する報道)
1月20日の当地における新型コロナウイルスに関する報道は以下のとおりです。在留邦人の皆様におかれましては、引き続き新型コロナの感染予防にご留意ください。
◎アマゾナス州保健監督財団(FVS-RCP)によれば、1月19日の同州における新規感染者数は7,505人で、同州の1日あたりの新規感染者数としてはパンデミック開始以降最大の感染者数となった。マナウス市内では、感染者のうち369人が一般病床に入院、82人がICUに入院している。また、一般病床入院患者369人のうち、155人がワクチン未接種、25人が1回接種済み、121人が2回接種済み、21人が3回接種済みで、ICU入院患者82人のうち、39人がワクチン未接種、3人が1回接種済み、23人が2回接種済み、14人が3回接種済みであった。
◎FVS-RCPは、19日、フィオクルス・アマゾニア研究所が遺伝子解析を行った589件の陽性症例のうち、547件がオミクロン変異株であり(マナウス市:504件、アマゾナス州内陸部:24件、他州:19件)、陽性症例の93%がオミクロン変異株であると発表。同時に、州内でオミクロン株の市中感染が確認されたと発表した。
◎オミクロン変異株の確認後、マナウス市では新型コロナ感染が急増し、1月の医療施設利用が爆発的に増加しており、デルフィーナ・アッジス病院及び8月28日記念病院の新型コロナ専用ICU病床の占有率はほぼ100%に達している。
◎アマゾナス州商業協会によれば、新型コロナの感染拡大により、マナウス市内の商業施設のうち10軒中6軒において従業員の出勤停止が発生している。
○当館HPにて新規感染者数・新規死者数の推移の掲載しております。
https://www.manaus.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00053.html
(了)