【アマゾナス州の活動再開意向】新型コロナウイルスに関する注意喚起

令和2年5月27日

◎ 5月26日、リマ・アマゾナス州知事は、マナウス市に限定し、6月1日より、非常事態宣言下における必要不可欠な業種以外の商業・サービス業を段階的に活動再開する意向を、メディアを通じて表明しました。

◎ 現時点、段階的な活動再開についての詳細は明らかになっておりません。

◎ 活動再開の要因として、先週からのマナウス市内における1日の新規感染者数・死者数の低下と、多くの市民が失業し、生活が困難となっている現状をあげております。しかし、再開後感染状況が悪化した場合は、再度社会的隔離措置をとることは厭わないとしております。

◎ これに対しアルトゥール・マナウス市長は、上記を否定しないものの、感染拡大の第2波がくることを懸念し、慎重な姿勢を示しております。同市の行政機関は社会的距離戦略を維持し、部署により活動再開、停止、テレワークでの対応など、新たな対策を講じていくとしております。

◎ なお、アマゾナス州内外の都市間の陸路による移動を、6月1日より再開する政令が既に発効されております(同州政令42,303号、20日付官報公布)。