海外安全対策情報(平成29年1月~3月)

平成29年4月27日

在マナウス日本国総領事館
領 事 班
 


1  治安情勢及び犯罪の傾向

マナウス市における2017年1月~3月の犯罪認知件数合計は22,730件で,前年同期比-6.2%(1,511件減)となっております。当地治安機関による取締り頻度増強等の効果は見られるものの,日常生活において最も身近で警戒が必要な殺人(強盗殺人含む)・強盗・窃盗事件の発生件数合計は月平均約5,296件(約170件/1日当たり)と,非常に高い数値を保持しており,予断を許さない状況です。
 

2  邦人の被害事案

3月18日(土)午後4時50分~午後6時頃,マナウス市工業地区アサイー通り路上(SUFRAMA付近)にて,車上荒らしが発生しました(被害者がマラソン大会を終え,車両に戻った際,被害が判明したもの)。
被害品:パスポート,伯国運転免許証,財布(現金約1,000レアル,カード類4枚),バッグ2つ(中に衣類)
 

3  邦人以外の被害事案(在留邦人の居住地区等関連のみ抜粋)

(1)1月1日(日)の夜,マナウス~ボアビスタ間を繋ぐ国道174号線のマナウスから8km地点の刑務所(Complexo Penitenciário Anísio Jobim)で犯罪組織間の抗争が原因の一つと考えられる囚人による暴動が発生し,混乱に乗じ近辺の刑務所と併せ225名の囚人が脱獄しました。
 
(2)1月19日(木)の午前11時頃,マナウス市パルキ・デズ地区3通り(Rua. 3)に所在する診療所(Medtram)にて,強盗事件が発生しました(Detran運転免許センター300m圏内エフィジェニオ・サーレス通り寄り)。拳銃を所持した3人組の強盗は診療所内に押し入り,従業員を含む40名から金品を強奪,その際に奪った車両鍵を使用し,被害者車両で逃走しました。(被害者の証言によると,強盗犯は犯行時,診療所内において天井に向け威嚇射撃を行ったとのこと。)
 
(3)2月17日(金)の午後7時頃,マナウス市セントロ地区ドトール・マシャード通り(Rua. Dr. Machado)に所在するリハビリテーション病院(Ortoam)にて,強盗事件が発生しました(Hospital Rio Negro付近)。2人組の強盗は院内に押し入り,従業員を含む患者10名から金品や携帯電話,鍵などを強奪,被害者全員を院内に閉じ込め逃走しました。その後,被害者全員は駆け付けた軍警察により解放されました。
 
(4)2月25日(土)の午後11時30分頃,マナウス市セントロ地区に所在する刑務所(Cadeia Raimundo Vidal)にて,囚人14名の集団脱獄事件が発生しました。脱獄犯の内の5名は脱獄後直ぐに逮捕ないし死亡(内2名は逮捕,内3名は射殺)しましたが,その他9名は逃亡。その中には強盗,殺人,麻薬密売などの凶悪犯が含まれていました。
 
(5)3月7日(火)午後8時10分頃マナウス市アレイショ地区エフィジェニオ・サーレス通り(Mundi Resort Residential付近)にて,バイクに乗った2人組の強盗による強盗事件が発生しました。同犯人組は同通りを歩いていた女性からバッグを奪い(ひったくり)逃走しましたが,その後直ぐに,事件発生現場周辺において警戒を行っていた軍警察により逮捕されました。
 
(6)3月8日(水)午後6時15分頃マナウス市セントロ地区アフォンソ・ペナ通りに所在する大学(Ufam)の敷地入口付近にて強盗殺人事件が発生しました。2人組の強盗は同大学において警戒を行っている雇用警備員から拳銃を強奪。その際,警備員が抵抗したため,奪った拳銃を用いて発砲しました。同警備員は2発の銃弾を受け死亡し,犯人組は逃走しました。
 
(7)3月15日(水)正午前後マナウス市アレイショ地区アンドレ・アラウージョ通りに所在する銀行(Santander)にて強盗未遂事件が発生しました。同通り付近で警戒を行っていた軍警察は,同銀行で停車中の現金輸送車に対し強盗を企てている様子の6人組(指名手配犯を含む)を目撃。制圧を試みた直後,そのまま銃撃戦へと発展しました。その後,犯人組は一旦は逃走したものの,軍警察の追跡の末に逮捕されました(2名は被弾。見張り役であった犯人グループの内の1名は逃走)。
 

4  テロ・爆弾事件発生状況

該当事案なし。
 

5  誘拐・脅迫事件発生状況

該当事案なし。
 

6  日本企業の安全に関わる諸問題

(1)1月20日(金)の午前5時20分頃,マナウス市サンタ・エテルヴィーナ地区ブリチ通り(Av Buriti , Santa Etelvina)にて,当地日本企業の通勤バスに対する強盗事件が発生しました。拳銃及び刃物を所持した強盗4人組は,同通勤バスに従業員が乗車するところを狙い車内へ侵入。運転手及び従業員4名から携帯電話,靴及びバックなどの私物を奪い,その後通勤バスを1kmほど運転させた後に逃走しました。
 
(2)1月19日(木)の午前5時20分頃,マナウス市タンクレード・ネイビス地区クォーツ通り(Rua Quartzo98 , Tancredo Neves)にて,当地日本企業の通勤バスに対する強盗事件が発生しました。拳銃を所持した強盗2人組は,同通勤バスに従業員が乗車するところを狙い車内へ侵入。運転手及び従業員2名から携帯電話及び財布等を奪い,その後オートバイで逃走しました。
 
(3)2月3日(金)の午前5時40分頃,マナウス市ジウベルト・メストリーニョ地区(市東部の第二工業地域に隣接)ノーバ・ヴィトリア通り(R. Nova Vitória)にて,当地日本企業の通勤バスに対する強盗事件が発生しました。拳銃及び刃物を所持した強盗5人組は,同通勤バスが曲がり角でスピードを落としたところを狙い(拳銃で威嚇しバスを停車させる)車内へ侵入。運転手及び3名の従業員から携帯電話,財布及びバッグ等を奪いました。その後,通勤バスを100mほど走らせ,さらに1名の従業員を車内に乗車させ金品を要求した後(同従業員は貴重品を持ち合わせていなかった為,強盗被害は無し),同バスを指定する場所まで運転させ,逃走しました。
 
以 上