治安情報「マナウス市北部近郊にて発生した集団脱獄事件について」

平成28年12月6日
平成28年12月5日
在留邦人の皆様へ
 
在マナウス日本国総領事館
領 事 部
 
 
治安情報「マナウス市北部近郊にて発生した集団脱獄事件について」
 
 
1 事件の概要

 報道によると,12月2日(金)の早朝,マナウス~ボアビスタ間を繋ぐ国道174号線のマナウスから8km地点の刑務所(Complexo Penitenciário Anísio Jobim)で囚人14名の集団脱獄事件が発生しました。14名の脱獄犯は現在も逃亡中で,その中には殺人,誘拐などの凶悪犯も含まれており,現在,軍警察が一体となって捜査を進めている模様です。
 
2 総領事館からのお願い

(1) 報道等により最新の情報入手に努めるとともに,周囲の状況に注意を払い,不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意してください。

(2) 脱獄犯は現金などを所持していないことが考えられるため,強盗や誘拐などの二次犯罪を犯す可能性があります。銀行から現金を引き下ろす際の周囲の警戒や,可能な限りグループで行動する,大きな鞄は持ち歩かない,外出時は周囲に気を付ける(特に警戒心が緩む帰宅の際は注意が必要),など十分な注意が必要です。
 
(3) 万が一,被害に遭われた場合は,生命の安全を第一に考え行動して下さい。
  • 慌てず冷静に対処する(急な動作で相手を刺激しない)。
  • 絶対に抵抗をしない。
  • 相手の顔を直視しない(抵抗の意味で顔を覚えられたと捉えられる)。
  • 反撃すると誤解されないように,相手に無断でポケットや鞄などに手を入れない(両手を挙げた体制からポケットに指を指す工夫など)。
 
以 上