2014年ワールドカップ情報(マナウス)
基本情報(時差・天候・交通情報・観光案内)
治安情報
医療情報
関連情報
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アマゾナス州マナウス市は南緯3 度に位置し,アマゾン川支流のネグロ川と同ソリモンエス川との合流点から15Km手前のネグロ河左岸にあります。マナウス市の気候は,熱帯雨林気候のため年中,高温多湿の日々が続きます。乾季(比較的雨の少ない時期:6月~9月)と雨季( 雨の多い時期:12月~3月)の2シーズンあり,4月と5月は雨季から乾季への,また,10月と11月は乾季から雨季への移行期と位置付けられています。ワールドカップが開催される6月のマナウス市(在留邦人の多くが居住するアドリアノポリス地区)の最高気温は34.5℃,最低気温は22.5℃で(2013年,国立気象観測所-Inmetマナウス事務所),雨の降らない日など日差しも強く,街中では気温も上昇し体力を消耗しますのでこまめな水分補給を心掛けてください。
【基本データ】
■時差:日本より13時間遅れ(マナウスの午前0時が日本の午後1時)
■服装:日本の夏の服装で問題ないが,屋内では冷房が効いていることもあるため,長袖があると便利。
■保健衛生:当地は黄熱病の指定地域になっている。この他,マラリア,デング熱等の患者が都市部を含め発生している。その他,A 型肝炎及びB 型肝炎の感染率も高い。飲料水は水道ではなく,ミネラルウォーターを購入する。
■公用語:ポルトガル語。英語は市内の高級ホテル,空港等の一部職員及び富裕層,知識階級層の一部を除いて,殆ど通用しない。
■通貨:一般の店では,現地通貨のレアルのみ支払い可能で外貨は使用不可。
■クレジットカード:ほとんどのホテル,レストラン,土産物店等で主要なカード(VISA,Master等)が使用できるが,タクシーでは現金のみの場合が多いので注意。
■チップ:チップの文化はない。レストランではサービス料として10%程度が加算されていることがある。
■電圧:127Vと220Vが混在している(多くは127V)。周波数は60Hzである。しかし,電圧の変動が激しく(90~130Vの範囲) ,また停電、落雷も頻繁にある。
■インターネット:通常のノートパソコン内蔵のモデムであれば使用可能。モジュラー・ジャックの形状は日本と同じ。
その他,当館「マナウス案内」のページをご参照下さい。
当地では,殺人,強盗,強姦等の凶悪事件が昼夜問わず発生しています。安全には特に留意して,楽しい旅行にしてください。
マナウスでの緊急連絡先
在マナウス日本国総領事館 +55-92-3232-2000
(時間外) 92-9966-5894
警察 190
消防 193
救急 192
交通局 194
治安情勢
アマゾナス州公安局の犯罪統計によれば,マナウス市における2013年の犯罪認知件数は8.39%(7336件)減少しており,特に殺人が23.65%減少,及び強盗が1.73%の減少を示し,ホンダ・ノ・バイホ(Ronda no Bairro:ポルトガル語。パトカーの大量導入による常時巡回警戒態勢)等治安当局の努力の成果が見られますが,依然として人口10万人当たりの発生件数は高いレベルにあり,年間換算すれば殺人は約40件/10万人(日本の約50倍),強盗は約1,426件/10万人(日本の約492倍)となっています。また,強姦(28.38%増),麻薬密輸(37.13%増)などの凶悪犯罪は増加傾向が顕著に見られますので,滞在する際は十分注意が必要です。
犯罪発生地域
マナウス市内で最も犯罪件数の多い地区はCENTRO地区であり,スリ,ひったくり,置き引き等の被害が多く発生しており,港や市場の他,観光名所であるアマゾナス劇場の付近でも注意が必要です。
在留邦人の多くが居住するADRIANÓPOLIS地区,NOSSA SENHORA DAS GRAÇAS地区,PARQUE 10 NOVEMBRO地区周辺の治安は比較的安全とされてきましたが,最近では強盗や強姦も多く発生しており注意が必要です。工業団地付近については貧困地区もあり,歩行者も少なく人目につかないことから路上強盗が発生している他,ポンタネグラ地区の川岸では週末及び夜間に飲酒によるケンカ等が発生しています。
市内には北部を中心にスラム街(ファベーラ)が点在していますので,迷い込まないようご注意下さい。
外出時の注意事項
・後をつけられたり,不審者がいないか常に周囲を警戒する。
・徒歩での外出は極力避け,タクシーを利用する。
・流しのタクシーは使用せず,電話で呼び出すかホテル,レストランに待機しているタクシーを使用する。
・路線バスでは強盗も発生していることから極力使用は避ける。
・アクセサリー等は身につけず,手荷物は最小限にし,カメラ等はカバンの中に入れる。
・スリ,引ったくり,置き引きは場所を問わず発生しているので,荷物からは絶対に目を離さない。
・万一,強盗に遭った場合は,生命の安全を第一に考え行動してください。
その他,当館「安全の手引き」をご参照ください。
救急病院
■Hospital Adventista de Manaus (私立総合病院)
住所:Av. Gov. Danilo Areosa, 139, Distrito Industrial 電話:92-2123-1313
■Hospital Unimed Parque das Laranjeiras (私立総合病院:小児・産婦人科以外)
住所:Av. Professor Nilton Lins, 3259,Flores 電話:92-3212-2000
■Hospital-Maternidade e o Pronto-Socorro Infantil Unimed(私立小児産婦人科院)
住所:Avenida Constantino Nery, n° 1.678,São Geraldo 電話:92-3212-2000
■Hospital 28 de Agosto (州立)
住所:Av.Mario Ypiranga(旧Rua Recife), 1581 電話:92-3643-7100
■Hospital João Lucio (州立)
住所:Av.Cosme Ferreira, 3775 電話:92-3249-9050 / 92-3249-9051
■Pronto Socorro da Criança Zona Leste (小児病院:公立)
住所:Av.Cosme Ferreira, 3775 電話:92-3249-2629 / 92-3249-2645
■Pronto Socorro da Criança Zona Sul (小児病院:公立)
住所:Avenida Codajás, 26 電話:92-3612-2350
■Hospital Tropical (熱帯病・感染症専門:公立)
住所:Av.Pedro Teixeira, 25 電話:92-2127-3555 / 3402 / 3404
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