アマゾナス日系商工会議所への外務大臣表彰の授与

 

                                                                      2007年8月

 

 マナウス・フリーゾーンでは約30社の日本進出企業が活躍していますが、これらの企業を取りまとめているのが「アマゾナス日系商工会議所」です。同商工会議所は1987年に設立され、フリーゾーンの日本企業及び現地日系企業の活動を支えてきました。ブラジル政府機関に対するロビー活動の他、勉強会や講演会の実施、当地日系団体への支援等を行っています。また、同商工会議所の主要活動方針は「現地雇用の確保」であり、当地の経済・社会に対する「企業の社会的責任」を強く意識しています。

 

 このように、アマゾナス日系商工会議所は日伯間の経済関係の強化に貢献してきたと共に、様々な活動を通じて両国間の相互理解・友好親善の促進に寄与してきました。アマゾナス日系商工会議所は今年7月27日に設立20周年記念式典を行いましたが、同商工会議所のこれまでの功績を称え、同式典において瀬川マナウス日本国総領事より外務大臣表彰が授与されました。

 

 また、アマゾナス日系商工会議所の20周年の機会を捉え、7月27日、ブラジル各地の日本(日系)商工会議所の代表がマナウスに集まり、全伯日本(日系)商工会議所代表者会合がアマゾン川の船上で開催されました。サンパウロ、リオデジャネイロ、パラナ、ポルトアレグレ、パラー、アマゾナスのブラジル6カ所から参集した商工会議所の代表は、各商工会議所の活動状況を報告すると共に、来年のブラジル日本人移民百周年・日伯交流年に向けた取り組みを紹介し、官と民及びブラジルの日系社会が協力して百周年・交流年を祝うことの重要性が話し合われました。

     (写真)外務大臣表彰の授与