【注意喚起】日系企業に対する詐欺電話

在邦人の皆様へ
在マナウス日本国総領事館
 
【注意喚起】日系企業に対する詐欺電話

1 発生日時
5月14日(火)13時30分頃
 
2 詐欺電話の概要
サンパウロに所在する日系企業に対し、同社(本社)の社長名を名乗る人物から日本語で会社の固定電話に架電があった(日本語は標準語で流ちょう)。
まず、「内密な話があるので、人がいないところで電話をしてほしい」と言われ、その後「アジアで会社を買収する話があり、イギリスの弁護士と相談したところ、ブラジルの拠点から資金を拠出するのが良いとアドバイスされた。そのため、100万ユーロを口座に振り込んでほしい」とのことであった。
電話を受けた者は、同時刻は日本の深夜であり、社長自らが電話してくるはずがないと考え、「100万ユーロも保有していない」と伝えたところ、「検討する」と言って電話を切った。その後、電話をかけ直したところ、「女性・家族・人権省(伯政府機関)」の自動音声が流れた。
なお、「女性・家族・人権省」は実在しており、在サンパウロ総領事館から同省へ問い合わせたところ、レシフェに支局などはなく、承知しないとの回答があった。
 
3 本件事案の特徴
今回の詐欺電話は、社長名を名乗る人物からの電話で当該企業を狙い撃ちしたものである。また、詐欺電話は非通知でなく「81-6×××-××××」と表示されており、「81」は日本の国番号(ブラジル国内ではレシフェの市外局番)、「6×××-××××」は当該企業(本社)の日本国内の電話番号(代表)と同じであり、綿密で計画的な犯行であることが覗える。発信元の電話番号の入手方法については、回線の乗っ取りによる可能性が高い。
 
なお、電話番号の開示については、企業の特定に繋がるため、開示を控えさせていただきますところ、ご理解をお願いいたします。